峠の練習 2019年 第2回
少し気温が低めの予想でしたので久しぶりに峠の練習です。
日陰の多い峠で思い浮かぶのが和田峠。
西八王子駅まで輪行します。
今回はいつものコースと変えて多摩御陵の参道に掛かる南浅川橋に寄り道です。
41年前に放送されていた「ゆうひが丘の総理大臣」のロケ地となっていました。
ドラマの中ではここを中村雅俊、神田正樹、由美かおる、井上純一、・・・が渡っていました。

テレビでは荒れ地であった川沿いの道も今はきれいに舗装されています。

いつものお寺の駐車場で一休み

和田峠

何事もなく峠まで来たように見えますが、持病の左足しびれが出て途中で2度押しが入りました。
健康でしたらギア比は問題ないようですが左足しびれが出ると踏み込む力が入らず
もっと軽いギアが欲しくなります。歳には勝てません。
なお下りは醍醐林道でした。車が入っていない割には動物のフンや折れた枝などが余り見当たらず
清掃はされているようでした。
タイトルの補足説明
7月に顔振峠に行きましたので今回の和田峠を第2回としました。
brompton 改造 備忘録
7月21日の記事で少し触れてはいますがbrompton S2Lの4段化(フロントW化)の改造内容を
備忘録として残しておきます。
S2L 元の仕様 (平地のみの街乗りには良いが登坂には厳しい)
チェーンリング シングル54T
スプロケット 2段 16T/12T
目標
ワイドレンジをカバー
制約条件
手持ち部品を使用し投資金額は抑えて!
購入部品
Fディレーラー直付けマウント(アルミ削り出し品 ヤフオク購入 約1,500円)
ハンドル取付サムシフター(シマノSL-TX30-LN左 約650円)
エルゴン風グリップ(ヤフオク購入 約700円)
シフト用アウター 1,050mm
手持ち部品
クランク スギノAP110(トリプル用コンパクトクランク トラベゾーンキャンピングで使用されていた)
チェーンリング 52T,34T
スプロケット シマノ8速HG30を分解して取り出した17T
Fディレーラー シュパーブプロ(勿体ないが直付けタイプはこれしか無かったので・・・)
作業前の確認
スプロケット
色々なブログを見ると使用できるスプロケットは12T~17Tと判明
なるべくワイドレンジをカバーするため12T/16Tを12T/17Tにする
チェーンリング
こちらもワイドレンジをカバーしたいところだがFディレーラーのキャパシティが
18TのためMAXの52T/34T(52-34=18)とする
作業
1.スプロケット変更

スプロケット固定リングはマイナスドライバーで取る。
ばねの反発力で取った時に飛んでしまわないよう要注意

左上:オリジナル16T 右上:オリジナル 12T
左下:交換用17T 右下:スプロケット固定リング

2.Fディレーラー取付とチェーンリングW化
作業途中写真なし
写真には写っていませんがシートパイプと直付けマウントに隙間があったので0.5mm厚位のゴムシートを
シムとしてかましています。
直付けマウント
アルミ削り出し品で剛性は高そう


3.サムシフター
空きスペースのあった右側に取付しようとしましたがアウターの引き回しの都合で左側に取付。
アウター長さ 1,050mm
オリジナルでは左側にあった後段シフターは右側に移動。
その作業のためオリジナルグリップはカッターで切断し取りました。
オリジナルグリップは接着剤が全面に塗布されておりハンドルに残った接着剤をはがすのが
結構面倒でした。
左:新設F用シフター 右:移動したR用シフター

4.グリップ交換
オリジナルグリップを切り刻んだのでエルゴン風グリップに交換

結果
F34→52のチェンジが少し反応が悪いが、その時はシフターのアウター接続部を少し
叩けば大丈夫!
ギア比700C車換算
16インチタイヤ F52+R12 = 700C F48+R18
16インチタイヤ F52+R17 = 700C F48+R26
16インチタイヤ F34+R12 = 700C F28+R16
16インチタイヤ F34+R17 = 700C F28+R23
700C換算でのギア比1対1まではカバーしていませんが、現有部品+最小投資で可能なワイドレンジ化が
完了しました。
更なるワイド化には大キャパシティーのFディレーラーとワイドレンジのチェーンリングが必要です。
F50/34+R16/12での試走は前回行ったが、最終状態での試走は天気が悪いのでまた今度・・・